エアコン工具 溶接用ガストーチ
エアコン冷媒管を延長するのに繋ぐときに行う溶接作業に使う火力が強く、到達温度の高いガストーチを紹介しています。
エアコン作業の中で、冷媒管延長の時に行うのが銀蝋を用いた溶接作業ですが、この時使うガストーチは、塩ビパイプを曲げるのに使うようなものと違って、最高到達温度が高いものが必要です。
よくホームセンターなどで見かけるキャンプの時の着火剤として使うような、ただ火が付けばいいというのでは、銅管を十分熱することができず、銀蝋がうまく溶けないので、きれいに周らず、ピンホールができたり、割れが生じたりして、ガス漏れの原因になってしまします。
ですから、最高到達温度が高く、銅管を十分熱することのできるガストーチを選ばなくてはなりません。
しかし、火力が強く、高温になるということは、それだけ周囲の酸素を消費するということなので、溶接作業を行うときは、十分な給換気を行う必要があります。
仮に不十分な給換気の状況で溶接作業を行うと酸欠になる可能性が高く、命に危険が及ぶことも考えられるので、十分注意して溶接作業を行うようにしてください。
尚、ガス溶接を行うには、ガス溶接技能講習を修了し、修了証を取得しなくてはなりません。
技能講習を受けず、修了証を取得していないものが溶接を行い事故を起こすと、労災も認定されないし、監督者も処罰されますので、必ず技能講習を受講し、修了証を取得するようにしてください。